A.資料を出せばいいのではなく、入管はその資料の内容を見ているので、資料を出しただけでは不十分です。

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よく、申請後に入管側から追加資料の提出指示があることがあります。

この提出資料の指示が来るのは、入管が追加で審査したい内容があるために行うものであって、それを出せば許可が出るという簡単なものではありません。

また、その提出資料の内容に疑問や問題がある場合やビザに該当しないような情報があった場合、求められたものに答えられていない場合には当たり前ながら不許可となります。

例えば、留学ビザから就労ビザへ変更申請をした後、入管から「出席証明書と成績証明書を追加で提出するように」と指示があったとします。

もし、その方が学校を休みがちで出席率60%や70%だった場合、「なぜ出席率が低いのですか?なぜ学校に行っていなかったのですか?」となり、それに対して合理的な理由を示せなかった場合には不許可となる可能性があります。

こういった場合、入管側の不許可理由としては「申請人の滞在が良好ではないため」というものになります。

ビザの審査というのは、全てインターネット等に公開されているわけではありませんし、どちらかというと、入管はビザを

許可したい < 許可したくない

というスタンスで審査していると思ったほうが賢明です。