留学ビザから就労ビザへの切り替え手続きはいつから可能?

留学生の場合、卒業前の前年12月からビザの変更申請を受け付けています。

この場合、申請時点でまだ卒業していない為、申請には学歴を証明する書類として卒業見込証明書を提出します。

申請は、同時期の卒業予定留学生が一斉に申請を行うため、入管当局での申請受付に時間がかかる事が多く混みあっています。

また、3月卒業予定の留学生の場合、余裕をもって12月に申請を行い、1月、2月にビザの結果通知を受け取ったとしても、現行の手続では最終的に出入国在留管理局側から卒業証明書の原本提示を求められる為、正式な就労ビザへの変更は、学校から卒業証明書が発行された後の3月下旬となります。

 

いつからフルタイム勤務可能?

 

許可通知が届いているだけ、留学ビザのままではフルタイムで働くことはできません。

新しい就労ビザの在留カードが発行された時点からフルタイムでの就労が可能となります。

 

4月入社となると、卒業証明書が発行されるのが大体3月下旬、約10日程度しか新しい在留カードの受取時間がありませんので、事前に外国人本人にタイムスケジュールを伝えておくと安心です。

 

企業としては、まずはビザの変更申請をスムーズに行える体制を作っておくこと、そして、採用外国人には3月中にビザの変更手続きを終えるよう伝えておけば、4月から問題なく就労開始可能です。