不許可例を見てみよう

日々様々なご相談を受けておりますと、「ほーっ」という不許可理由や、なんでそんな申請したの?というものにも遭遇します。

事例を見てみましょう。

 

ブラック企業なのでダメ

飲食店の調理師として働く為にビザを申請したら、入管から

「雇用契約書上、労働基準法が守られていない為許可できない」

と指摘されたとのこと。実際に提出した雇用契約書を見ると

就業時間:月曜日から日曜日 11時から22時まで

社長は「うちは年中無休だから。店を休めってことなのか!」

最低限法令は守ってくださいね。

 

書類だけCAD担当でもダメですよ

建設業の会社さんで、CADの担当をすると申請したが不許可。

入管からは「建設現場で働くと思われる為」

こういった会社さんには査察が来たとか。

 

技能実習生は諸刃の剣

以前、3年間技能実習生として日本に滞在し、その後ちゃんと帰国。

今回、家族滞在の申請をしたが不許可(不交付)。

不交付理由書には「技能実習後、本国において日本で修得した技術・技能・知識の活用を行っていない為」

そうきたか!と唸る理由ですね。

裁量権というのはすごい。

 

無学で経営出来ますか?

生まれてからこれまで学校教育を受けていないが、日本で会社を設立して経営を行いたいと。

入管「無学ということは字の読み書きが出来るかもわかりませんし、なぜいきなり経営をする事になったのか、また、その能力にも疑問」

これまでも、学校に行っていない状況からの就労ビザ申請は見受けられましたが、ついにここまできましたね。

他のどのビザにも該当しない方が最後の手段として使うのが経営・管理ビザ。

それは入管もわかっているのです。

 

日本に来たら運命の出会い

3か月の観光ビザで日本に来たら、運命の出会いがあったので結婚ビザが欲しい。

入管「あくまでも観光する為の目的で入国されていますので、特別な事情がなければこのままビザの変更を認めることはできない。一度帰国してから手続きを行ってください。」

申請者「特別な事情はあります!私は国に帰るのにたくさんお金がかかります。国に帰ると奥さんとも会えません!私達は愛し合っている。夫婦が離れるなんてダメでしょ?特別な事情です!」

・・・TVなどでも日本人が海外に観光ビザで入国して婚活→結婚と取り上げてますが・・・

特別な事情というのはある程度決まっており、主観による特別な事情ではありません。

日本において、観光ビザ(短期滞在)からほかのビザに変更することはタブーです。

そうせざるを得ない場合や状況に応じて相当と認められる場合にのみです。まあ、そういってるのに特別事情のない日本人の配偶者ケースは許可されたりしてるので申請が絶えないんですが。

 

などなど。

今後もリサーチを続けていきたいところです。

           

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