入国 3
先日、韓国の人気アイドルグループが羽田空港にて入国を拒否されたとニュースになりました。
これに関し、一部海外メディアの報道では「日本の政治家が韓国に入国拒否されたことに対する日本の報復」などと報道されているとか。
しかし、はたしてそのような理由で拒否されるのか?
そんなわけありません。
ここはやはり法治国家の日本。それなりの理由がなければ拒否されません。
今回の拒否理由としては「興行ビザを取得していなかったから」。
興行ビザについては後記しますが、
日本での【芸能活動】において【報酬】を受けるのであれば「興行ビザ」が必要になります。
これに関して芸能事務所側は「今回の入国目的は舞台挨拶で、この仕事について報酬は受けない。だから興行ビザは必要ないと判断した」と話しているようですが、入国審査官はそうではないと判断したのでしょう。
少女時代好きな私としては批判するつもりは微塵もないですけれども、やはり「一流の芸能人が無報酬で活動をするのか?」という疑義を感じます。
何について報酬を得るのかはいろんなやり方がありますので今回あまり深堀しませんけれど。
今回の入国拒否騒動で今一度理解していただきたいのは「必ず入国できるとは限らない」ということなのです。
2010年、入国を拒否された外国人の数は3000人以上。
日本に入国することがこれほどハードルのあるものなのか。
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