スターなのに入国できない!?
また韓国の人気アーティストが来日できるのか否かについてニュースになりました。
今回は先日の在留資格の問題とは性質が違い、【上陸拒否事由】にあたるから。
(注:入国と上陸は正式には概念が違います。後記)
上陸拒否とは入国審査の結果、その者を入国させるべきでないと判断する理由のことです。
いくつかピックアップしてご紹介いたします。(法文をわかりやすい表現にしています)
○感染症の方
○貧困者、放浪者
○日本・外国の法令違反で1年以上の刑を受けたもの
○麻薬等の取締に関する法令違反で刑を受けたもの
○売春・人身売買関係者
などなど。
今回のニュースでは【麻薬等の取締に関する法令違反で刑を受けた】という部分が問題であったのです。
刑を受ける(刑に処せられる)とは有罪判決などのこと。
今回は起訴猶予処分だった為、条文上の拒否事由にはあたりません。
麻薬といえば過去にもマラドーナやパリスヒルトンがこのような理由等で入国できませんでした。
ただ、個人的に真っ先に気になったのは
【貧困者、放浪者】という文言。
貧困者は飛行機のチケットを取れるのか?
船に乗れるのか?
放浪者の定義はなんなのか。
自ら「実は私、放浪者なんで。」とでもいうのか。(あの音楽が流れそうだ。)
ちなみに私の大好きなEXILEの中国名は【放浪兄弟】。
って、ことはEXILEは入国できないのか!? (そもそもがズレました。)
まじめに考えると、放浪は海に囲まれた日本には馴染みが薄く、貧困も所持金や資産状況から行き倒れとなる可能性がある人、という事ですが。
何はともあれ有名人の方が来日できなくなるのはファンの方々にとって悲しみ以外の何者でもないです。
沢山来日して日本を盛り上げていただきたいと思います。