同業者の先生方が口をそろえて「今の就労は厳しい・・・」とおっしゃっています。

でも、原因を聞く限り、それが本来の姿というか、今までがザルだっただけの話だと思っています。

具体的には「経理担当としての就労が単純作業だと判断されてビザが取れない」「CAD担当等でビザが取れなくなった」というもの。

経理担当について掘り下げると、今までは大学や専門学校で会計を専攻して卒業した方は経理担当者として就労ビザ申請というのが一般的で、就労ビザも許可されていました。

しかし、最近の東京入国管理局では判断が変わってきており、経理担当というだけでは不明確なので詳細に職務内容を質問してきています。

中でも

会計ソフトに入力する業務は単純作業であるので就労ビザは認めない

というものが先生方の間でショックな様子。

最近の会計ソフトは直観的に入力しても補正してくれるので、おっしゃるとおり単純作業と取られてもおかしくはないです。

ですが、経理業務はそれだけではありませんし、そこを切り返したり見越して申請するのがプロだと思うのです。

経理業務はそんなに単純作業ではないですし、許可されている人はいます。

今まで日本語もままならないのに経理やります!といって申請してた方が困っているだけのような気がしています。申請書だけ何とかすればいいという時代は終了したと。

そもそもの就労ビザの趣旨等を考えれば今までが異常だっただけの話。

ただ、こういった状況で困るのはちゃんとした外国人の方々。

色眼鏡で見られるところからスタートするんですから・・