永住権といえば、日本に住んでいる外国籍の方であれば誰しもほしいものだと思います。
しかし、平成27年から始まった出国税制度により、富裕層の方は永住権を取ることによって多額の税金を支払う可能性が出てきました。
出国税の課税の対象者:
*所有している有価証券等の合計額が1億円以上
*国外転出までの過去10年以内に5年超の日本居住
これに該当する方は国外へ転居される際に出国税を支払う必要があります。
しかし、在留資格「経営・管理」や「技術・人文知識・国際業務」等の在留資格で滞在している方であれば上記の期間に含めない=出国税がかからないということになっています。
永住権を取ってしまえば出国税を払わなければならないが、就労資格等のままであれば出国税を払わなくてもよいということになると、永住権から就労ビザへ変更したいという希望も出てくるのは当然です。
安倍総理は昨年「日本は世界最速で永住権が取れる国になる」と世界向けて大々的に宣言しておられました。
ですがこれでは…