新しい在留制度のポイント ③
ポイント①②でお話した「在留カードの発行」とともに、外国人登録が廃止されます。
従って、現在市区町村で取得している「外国人登録記載事項証明書」はなくなります。
そして、2012年7月(施行予定日)以降、外国人の方にも「住民票」が作られるのです。
これは大変便利なシステムです。
今まで、日本人と結婚された外国人の方は、夫婦なのに配偶者の住民票に記載されなかったのです。
それが、今年からは家族全員が同じ住民票に載ることになります。
その一方で、別居された場合も把握が出来るようになりますし、区役所と入管の連携によって身分系のビザをお持ちの方の中には苦労する方が出てくる予感がします。
偽装婚は通用しづらくなりますね。この制度導入で良い社会に近づくでしょうか。
なお、外国人登録から住民票への以降に伴い、外国人の方へは2012年5月頃「仮住民票」というものが届きます。内容を確認し、問題なければその内容で住民票が作られます。
この住民票への以降に関しては特段手続きは必要ありません。