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カレー屋さんの謎

都内にも「インドカレー○○」
というナンでカレーを食べる本場カレー店が増えました。

その為か先日、「最近インド人って多いよね」との疑問を伺いました。

…カレーといえばインド。ですよね?
でもお店の看板を良くご覧ください。

「インド・ネパールカレー ○○」と書いてありませんか?

実は、皆さんインド人が働いておられると思っているこのカレー屋さんの実に80%がネパールのオーナーがやっているお店なんです。
もちろんコックさんもネパールの方。

ネパールもカレー文化ですので味はもちろんおいしいです。

たまに「インド・バングラデシュ レストラン」というお店もちらほら。

これ、なんで「インド+○○」なのかというと、そこにもビザの問題が関わってくるのです。

そういったレストランで働くコックさんは本場の料理を作るプロとしてビザをもらい、入国しているのです。(在留資格:技能)

その為、自国独特の料理を扱っているお店でなければ働けません。
だから、ネパールのコックさんなら「インド・ネパール料理」、バングラデシュのコックさんなら「インド・バングラデシュ料理」となるのです。

どんなレストランでも働けるわけではないのです。

ちなみに、居酒屋などの飲食店のオーナーが、このコックさん達を雇用したいと思っても、
「本場芋焼酎 ○○」といったお店では働けません。
(留学生などのアルバイト(資格外活動)なら可能ですが。又は永住権など身分系資格なら可能)

「最近インド人って多いよね」というのは実はネパールの方が多いという事であり、
中身はこのようになっているのです。

インド人もびっくり!ですね。