私の友人でありお客様の一人に「スーパーお母さん」と呼ばれる方がいます。
その名のとおり、お母さんの中のお母さんという感じで、子育てすべてにおいてプロです。
朝は子供と一緒に5時に起きて勉強する
外食なんてもってのほか
子供のしつけは超厳しい
といったことは当たり前で、とにかく反論の余地もない迫力があるのです。
そんなスーパーお母さんなのですが、私と知り合うきっかけとなったのが、不法滞在事件。
家事育児に追われてビザの更新を忘れてしまったみたい。
日本人の旦那さんがいて、日本人の子供がいるのにどうしてそんなことに!?
と周りのみんながびっくりしたのですが、そういう状況だからこそうっかりしてしまったのですね。
入管も、1・2週間くらい過ぎているくらいであれば特別受理として受理することもありますが、その時は強硬だったみたいですね。(喧嘩しちゃったのかもしれません。容易に想像がつく・・・)
でも、そんな状況でもスーパーお母さんはへこたれない。
「私は日本人の子供がいて育てなければいけない。私が国に帰ったら誰が育てるの!?」
「私は日本で子供を産んでいる。その子供は大人になったら税金を払うんでしょ?私は日本に投資しているのよ!」
「私はビザいらないよ。でも国には帰らないよ!」
「日本人の旦那と子供がいるのにそれ以外何が必要なの!?」
と、もうそれに異論反論するなんてどうでもよくなるくらいの迫力で。
子供が投資というのはなんとも新しい考え方。
その後、在留特別許可で日本人の配偶者等はもらったのですが、未だに怒りは収まらない。
その後は私がビザの申請をしているのですが、もう永住権が取れるにもかかわらず、「別に」といった状況で・・・
是非みんなの為に永住取りましょうと周りから攻めています。
無事に永住取れるといいな・・・