日本で難民が認められない理由

難民認定者数が発表されまして、ザワついているようです。

年間認定者20人。

法務省:難民認定者数(平成29年)

これは今に始まったことではないじゃないですか・・・

日本は昔から難民認定のレベルが厳しいのです。

それに加えて就労許可しちゃったもんだから偽装難民も増えて。

 

迫害が真実でも難民認定されない日本

難民申請すると、

1、難民に該当する申請か

2、該当するとして、それは真実か

3、真実だとして難民として認定するその緊急性・必要性等は高いのか

ざっくりとこのような形で進んでいきます。

 

私の友人で難民申請を10年続けた結果、

「あなたが本国で政治活動を行い、迫害を受けていることは真実だと認められるが、現在日本、しかも本国大使館から近いところに住んでいるので緊急性がない」

という理由で難民申請が認められなかった人がいます。

彼女は絶望していました。

迫害の事実を認めているのに・・・。

普通は難民としての事実が認められたら難民認定されると思いますよね。

でも、共に本国から逃げてアメリカへ行った旦那はすぐに難民として認定されたのに、自分はずっと不安定な立場のまま。

悩んだ末に難民申請を続けるのではなく、日本で生活していくという方向にフォーカスし、自分の夢であった飲食店をオープン。
その後、経営管理ビザを取得し、難民申請をキャンセルしました。

彼女の難民申請時の資料を拝見しましたが、彼女が受けていた迫害の事実は目を疑うものでした。

しかし、日本の制度では難民認定されないのです。

難民に該当する事実があっても

緊急性や必要性のレベルが足りないから。

 

確かに、難民は20人だけではない

このように、認定されるか否かを別にしてみたら難民はいるんです。

しかし、難民認定のハードルは高い。

人権派の皆さんはこのハードルの高さを問題視していますが、日本国としての立場もありますから。

ビザの問題等は国の問題でもあります。

個人の感情を抜きにして考えなければいけないと思っています。

当局の判断を変えさせるとか、国を相手に裁判をするではなく、もっと出来る事があります。

そんな難しい問題を抱える中、就労目的の偽装難民がドッと流れ込んできたのですから。

審査する側も「本当の難民に一度も会ったことがない」「偽装難民ばかり」

というのも当然の気持ち。

しかし、本当の難民をちゃんと審査する為に当局も審査をかえたのですから。

今後どうなっていくのか注視したいところです。

 

難民認定されたその後も大切

ちなみに、難民認定された人のその後が疑問です。

生活保護を受けている方が多いと感じるから。

これは支援団体等がからんでいるのかはわかりませんが、認定された後日本が税金で面倒を見るのが難民とは思いません。

20代、30代の方も多いわけです。

国際団体では日本語を教えたりと日本で生活していく支援を行っていますし、生活保護を受ける事をすすめるよりも、このように自立して生活していけるようにサポートすることが重要だと思うのですが。

中には生活保護を受けながら普通に仕事をしてる方もいます。

「僕達は難民認定されたから生活保護がもらえるんです」

このように話す方もいる。

もらえる事は当たり前ですか?

これは生活保護が本来どういう趣旨か、彼らに理解されていないからではないでしょうか。

こうした状況がまた更なる偏見を生むのだと感じます。

 

ロヒンギャ族しかり世界には難民と言われる人々がいて、そうした人々を受け入れるか否かは政治や制度の問題もあります。

「かわいそう」というだけで受け入れるわけにもいかない事を理解したいと思っています。

 

 

 

 

           

ご依頼はこちらから

   松村法務事務所松村先生の
ブログトップ

コメントは停止中です。

カテゴリー

このページの上部へ

   

お力になります!

松村法務事務所 松村真里

行政書士 松村麻里

     

就労ビザ・結婚ビザ・永住権のご依頼はこちら