お客様の話を聞いていると、「なぜその人に頼んだんだろう・・・」ということが多々あります。

今日は、完全に主観ですが、もし私がビザで困ったらどんな人に頼むか、その選択のポイントを考えてみました。

1、ビザの申請を専門にしているかを確認する。

国家資格があります!〇〇士です!だからといってその仕事が出来るとは限りません。

「やったことないけど、やろうと思えばできる」という人は絶対に避けたい。

例えるなら

内科医が外科手術を担当するくらいやってることが違う。

医師免許があるからといってなんでもできるわけではないですよね。

ということで、必ずビザを専門に扱ってる人を探します。

具体的にはホームページやブログでその人の文章を見ればわかりますね。

ちなみに、騙されないでほしいのが、ホームページにはその業務の取り扱いの記述があるものの、取り扱っていないことが多々あること。

とりあえず「出来ます」とホームページを作っちゃうことがあります。(こういう事務所に依頼すると残念感が半端ないです・・・。)

自分自身でよく判断してください。

2、ビザの中でも依頼するビザに詳しいかどうかを確認する

上記1でビザの専門ということはクリアしても、ビザにも種類がたくさんあります。

例えば、就労ビザだけやっていて、結婚ビザをやっていないという事務所もたくさんあります。(逆もあり)

上記手術の例でいうと、心臓外科医か脳外科医かの違いのような。

脳手術をするときは脳外科医に頼みたいですよね?

また、もっと細かく言うと、技術・人文知識・国際業務のビザはよく扱うけれど、経営・管理ビザはあまり扱わないという人もいます。

さらに、通常のビザは出来るけれど、違反審査(例えば不法滞在(オーバーステイのケース)は経験がないということもあります。

ここも確認したい。たまにやるのかいつもやっているのかも大切。

しかし、直接その先生に「○○のビザの経験はありますか?」と聞いても、「ない」とは言わないので、こちらは日々のブログや話してみた感覚などで確認するしかないですかね(ないといえる先生は誠実ですし、他の分野で自信があるような気がしますのでそこをかってもよいかも)

3.例外をいくつ知っているか

ビザの申請は法律上出来るものが出来るとは限りません。

担当審査官によっても結果がまったく違うことも多い。

そういった例外をたくさん知っているか、なぜそういったことになるのか等々の話ができると「この時はこうして、こうなったらあぁして・・」と戦略も立てられます。

「ビザがでないのはどんな時ですか?」という質問をしてもよいかもしれない。やってないと答えられないので。

4.仕事に対する熱意があるかどうか(頼りがいがあるか)

実際に依頼したら絶対に結果を出してほしいですよね。

また、自分の個人情報なども開示するわけなので、何かあったら守ってくれて、信頼できる先生がいいです。弱弱しいよりは頼もしい人がいい。海外ドラマの弁護士のような。

信頼できるかどうかのポイントとして私が大切にしているのは仕事に対する熱意です。

これはその先生のブログなどの文章を見ていれば伝わってきます。

 

本音で喋ってくれるかどうか

一番大切なのは「本音で話せるか」。

うわべだけの綺麗ごとを言う人は選ばない。マイナス面も伝えてくれる人。

言いにくいことも言ってくれて、それに対する対処法やアドバイスもしてほしい。

うわべだけの人は言いにくいことは言わないことが多いですよ。

 

以上、私が依頼するならこういうポイントを大切にするというお話でした。

1.2.3.は仕事に関する事、4.5.は人柄ですね。

人柄がよくても仕事に疑問がある人は・・・ですが、

逆に仕事が出来て人柄に問題があるのは望んだ結果が出ればOKかもしれません。好みの問題ですかね。

何か参考になれば幸いです。